今日は高校時代の友人と、9年前に自ら命を絶った友人の墓参りに行ってきた。
命日は3月で、その前後に行くと不思議といつも天気が悪く、寂しい気持ちも合わさって寒い思いをしながらのお墓参りだったが、今日は天気もよく暑いくらいだった。
車の中、彼の話も含め高校時代の話に。
高校時代は友達も少なく、暗い3年間だった。
道中、そんな母校の前を通った。
ここに来たのは専門学校に入学する時に卒業証明書をもらいに来て以来。あの時はこれから3年間も勉強するのかぁって重たい気分で来た記憶がある。
そこから3年間学校に通い、国家資格とって、3年間実務経験積んで、教員試験受けて、教員3年目。
1日1日はいつも大変だったが、振り返るとあっという間だった。
本当に楽しい思い出はほとんどないけど、やはり久しぶりに見た母校には、意外なほど感慨深い気持ちにさせられた。
嫌な思い出だろうが、今の自分のルーツがここにもあるのは確かなんだ。
あと何カ所、死ぬまでにこういう場所を増やせるだろうか。
同級生なのに、もうすぐ彼より10歳年上になろうとしている。
色々な喜び、苦しみを捨て自ら死を選んだ親友よ、生きるって大変だね。辛いね。
でも俺はまだ頑張って生きてみるよ。