近年、鬱病であること、あるいは鬱病だったことを告白する著名人が増えた気がする。
僕は7年前、国家試験を控えた時期に、いわゆる受験ノイローゼになり、不眠や嘔吐感、動悸に半年ほど悩まされた。
それは国家試験に合格してからも、比較的軽くなったとはいえ症状をひきづってしまった。
それ以来、仕事で悩んでいるとき、彼女と別れたときなど、かなりきつく心が壊されそうになるのを感じるようになった。
あの受験ノイローゼが全てのきっかけだったんだと思う。あれまではこれほど苦しめられることはなかった。
あの日々が僕の心と体にこういう症状を深く植え付けてしまったように思う。
この7年間で本当に僕の胃粘膜は大きなダメージを負ったと思う。
明日は出張なのだが、よりにもよって、元婚約者が住んでいた街が出張先である。
もう既に、楽しかった思い出、辛かった思い出がよみがえり、吐き気すらしている。
出張手当や、前の学校の学生や先輩先生方に会える楽しみもあるが、暑さと約2年ぶりにその街の風景を見たときの胸の苦しみを考えると凄く気が重い。
それが終わってもオープンキャンパスに夏期講習である…。
疲れたなぁ。
それさえ終われば夏休み。
夏休みは一切仕事せずに、心と身体を休める。
そして、あいつらに会いに行こう。
そして昨日からはお家でも水風呂に入り始めた。
気持ちいい。とっても。
癒やしのBGMを流しながら。
たった15分だけど、少しだけ心の角が丸くなる。
とにかく今週、無事に終われますように。